2021.12.11

長持ちの長竿の切り出しに行ってきました。

当社の本社が所在する諏訪地方には、七年に一度開催される「御柱祭」という大祭があります。来年の寅年は御柱祭の開催年になります。
御柱祭は、山から大木を切り出し、人力で町まで曳いてきて、最終的には諏訪大社の境内にご神木として建てるお祭りであり、諏訪地方の伝統的な神事です。
諏訪大社以外の小宮でも同様の神事とお祭りが行われ、当社構内にお祀りしてある「以利仁神社(いりにじんじゃ)」も例外ではありません。

前置きが長くなりましたが、本日は、当社 以利仁神社で開催する御柱祭のなかで、従業員が披露する長持ちの「長竿」の切り出しに行ってきました。

長持ちに使用する木には規定のサイズがあり、サイズに合う木を選定していきます。

撮影のため、一時的にマスクをはずしております。

長持ちの長竿になる木が決まり、ここから木を切り出していきます。

木の根元から切り出していきましたが、これが予想以上に苦戦。深く根が張った木は切り出すのに一時間以上かかりました。

次は切り出した木の皮むき作業に入ります。こちらは専用の器具を使い、あっという間にきれいな状態になりました。

あとは、本店構内へ持ち込み乾燥させ、来年の本番を待ちます。
入社して、初めての御柱祭を存分に楽しみたいと思います。

今回の切り出し作業にご協力をいただきました「小口区長持保存会」の皆様、誠にありがとうございました。