2024.06.07

八十二銀行様から第十九国立銀行の「屋根瓦」を寄贈いただきました

本日、八十二銀行 岡谷支店 西澤支店長様にご来社いただき、第十九国立銀行の「屋根瓦」を寄贈いただきました。

左:小宮山社長、 右:八十二銀行岡谷支店 支店長 西澤賢様

第十九国立銀行(のちに第十九銀行に改称)は八十二銀行様の前身であり、元頭取 黒澤鷹次郎は当社の初代社長でもあります。
そのようなご縁から、当時の大変貴重な屋根瓦を受贈することとなりました。

八十二銀行様から受贈した屋根瓦

寄贈いただきました屋根瓦は、今から133年前の明治24年に下諏訪町から平野村(現在の岡谷市)に移転新築された際の屋根瓦と推測され、昭和初期に建物解体工事を請け負った興和工業株式会社様が保管し、同社から八十二銀行様へ寄贈されたものです。
当社 歴史資料室と応接室には、第十九銀行の「19」がギリシャ文字で標記された鬼瓦を展示しています。

第十九銀行の「19」がギリシャ文字で表記された鬼瓦(当社応接室)
同じく第19銀行の「19」がギリシャ文字で表記された鬼瓦(当社歴史資料室)

この度、寄贈いただきました屋根瓦には「第十九国立銀行」と標記されています。よって、当社が保有する「第十九銀行」の鬼瓦より、更に古い時代の瓦であることが分かります。

受贈した屋根瓦に標記された「第十九国立銀行」の標記

八十二銀行 西澤支店長様 大変貴重な屋根瓦を寄贈いただき誠にありがとうございます。
当社 歴史資料室で大切に展示させていただきます。